設立趣旨

みんなで、より良い住宅を

大手ハウスメーカー各社が持っている「技術研究所」は文字通りの技術開発のみならず、様々なクレームを収集・分析した上で、仕様改善やマニュアルの周知徹底を行い、以降のクレームを回避するという、重要な役割も持っています。

そのような「研究所」を工務店や設計事務所が個々で持つことは、費用・人材面でほとんど不可能です。

そこで住宅に必須の三要素「構造」「断熱(省エネ)」「耐久性」の各専門家である佐藤実氏、松尾和也氏、神戸睦史氏を顧問(理事)に迎え、誰でも会員になることでさまざまな情報やアドバイスが入手できる、オンラインをベースとした会員制ネットワークを立ち上げました。

それが「一般社団法人みんなの住宅研究所」です。

この研究所では、実際にクレームが起きた時の相談だけではなく、「将来にわたってクレームが起きないようにするための仕様・設計・施工とは」という、一歩先に進むための啓発や取り組み支援、そして、これからの日本の住宅の「基本とすべき標準仕様書」の作成と普及、と幅広く展開していくことで、住宅業界の底上げを行っていきたいと考えています。

「みんなで、より良い住宅を」

それが、合言葉です。